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初の海外旅行前、何を準備したらいい?忘れがちな事前準備をまるっと解説!
初めての海外旅行、何を準備したら良いのかわからない。
そんな旅行者の方もいるのではないでしょうか?
そこで本記事では持ち物以外に、事前に準備しておくべきこと7つをご紹介します。
準備の順番やチェックリストも参考にして、不安なく初めての海外旅行に出発しましょう!
初めてでも安心!海外旅行前のやることリスト
記事内でご紹介している7つの事前準備を、時系列順にまとめています。
チェック欄 | やること | 目安の対応時期 |
---|---|---|
□ | パスポートの取得・更新 | 2ヶ月前〜1ヶ月前 |
□ | ビザ(査証)が必要か確認 | 1ヶ月前 |
□ | 異なるブランドのクレジットカードを準備 | 1ヶ月前 |
□ | 海外旅行保険を準備 | 1ヶ月前 |
□ | SIMロックの解除やポケットWi-Fiの契約 | 2週間前 |
□ | 電圧とコンセントの形状を確認 | 2週間前 |
□ | 飛行機の持ち込み可能荷物を確認 | 1週間前 |
特にパスポートやビザ(査証)など、行政機関が管理している内容は申請から受け取りまでに日数を要します。
渡航先が決まり次第、確認や申請を行いましょう。
最近では即日発行が可能な、クレジットカードや海外旅行保険も増えてきました。
ただ本人確認書類(運転免許証やマイナンバー)の提出を求められるケースもありますので、前もって準備しておくことをおすすめします。
海外旅行で必須の事前準備7つを解説
チェックリストでご紹介した7つの事前準備を、それぞれ詳しく解説します。
なお渡航国によって要否や内容は変わりますので、必ず日本の外務省や日本大使館のホームページで詳細を確認してください。
パスポートの取得・更新
日本国外の場合は、どの渡航先でもパスポートの取得が必須です。
戸籍謄本や証明写真などの必要書類をそろえた上で、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請をします。
パスポートの申請から受け取りには少なくとも1週間以上かかりますので、余裕を持ったスケジュール調整をしましょう!
すでにパスポートを取得している人も、要注意。
忘れがちなのが「パスポートの残存有効期間」の確認です。
特にアジア圏では、入国日から数ヶ月以上の残存有効期間を求められる国がほとんどです。
(例)
- 韓国:入国時3カ月以上
- タイ:入国時6ヵ月以上
(※2023年12月1日現在)
残存有効期間が1年未満となった際に更新が可能ですので、この機会に更新をしておくことをおすすめします。
※マイナンバーカードを持っている場合は、オンラインからも更新申請が可能です。
参照URL:パスポートの更新がスマホで可能に 2023年3月27日からオンライン申請がスタート!(政府広報オンライン)
ビザ(査証)が必要か確認
基本的に海外へ入国する際には、入国許可証の役割を持つ「ビザ(査証)」が必要です。
ビザの種類は観光から商用、学生、就労と多岐にわたりますが、短期の海外旅行はおおむね「観光ビザ」となります。
同じ観光ビザでも、国によって申請方法は様々。
- 大使館での申請
- e-VISAでのオンライン申請
- ArrivalVISA(アライバル・ビザ)を空港で申請
など
加えてビザの要否や期間も異なりますので、
- 観光ビザの要否
- 滞在可能日数
- 申請方法
- 申請費用
の4点は必ず確認するようにしましょう。
信頼できる情報としては外務省の海外安全ホームページ内の、「海外安全情報」がおすすめです。
異なるブランドのクレジットカードを準備
実は国内では使えるクレジットカードも、海外では使えないケースがあります。
その理由は「クレジットカードのブランド」。
ブランドとはVISAやJCB、MasterCardなど、発行した銀行とは別にクレジット機能を提供しているクレジットカード会社の種類です。
例えばVISAのみ対応している店舗では、JCBのクレジットカードは使えません。
店舗が扱っているブランドに合わせて決済ができるよう、異なるブランドのカードを発行しておくことをおすすめします。
特にブランドにこだわりがない方は、世界でもシェア率の高いVISAとMasterCardの2枚を持っておけば安心です。
ちなみに私は楽天カードではVISAとMasterCard、そのほかにAmerican Express(アメックス)を持っています。
VISAが世界中で普及率が高いことはもちろん、特に日本国外ではAmerican Expressも非常に多く利用されるブランドです。
そしてアメリカンエキスプレスを選ぶ何よりの理由は、その特典内容!
国内29箇所の主要空港にカード会員用のラウンジがありますので、よく旅行に行く身としてはとても嬉しい特典です。
その他、予約サイト『Expedia』で利用できる限定特典や、空港でのポケットWi-Fiレンタルサービスなど、旅行をより便利にしてくれるサービスが充実しています。
【関連】Expediaの口コミ・評判
海外旅行保険を準備
慣れない環境で過ごす海外旅行では、体調を崩してしまうことも。
また異国での治療費は高額となることが多くあります。
そんな状況に備えておくのが、海外旅行保険です。
滞在中の治療費の補償や、盗難被害にあったときの損害補償として利用されています。
加入方法は旅行代理店や保険会社が販売している保険に、店舗やインターネット上で申し込むことができます。
また最近ではクレジットカードに付帯されている海外保険を使う人も多くいます。
ただカードで決済をしなくても保険が適用される自動付帯のものと、いずれかの旅行代金を該当のカードで決済した時のみ保険が適用される利用付帯のものがあります。
下記表では、自動付帯・利用付帯それぞれでよく利用されているカードの補償内容等をまとめています。
海外旅行でクレジットカード決済をしないことは稀ですが、利用がなくとも保険が適用される自動付帯のものを1枚持っておくと安心です。
カード名 | エポスカード | アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード | 楽天カード | 楽天プレミアムカード | ライフカード<旅行傷害保険付き> |
---|---|---|---|---|---|
ブランド | VISA | American Express | Visa Mastercard JCB American Express | Visa Mastercard JCB American Express | VISA MasterCard JCB |
年会費 | 無料 | 13,200円 | 無料 | 11,000円 | 16,500円※初年度無料 |
付帯条件 | 利用付帯 | 利用付帯 | 利用付帯 | 自動付帯 | 自動付帯 |
海外旅行保険・補償内容 ※限度額 | |||||
傷害死亡・後遺障害 | 3000万円 | 5,000万円 | 2,000万円 | 5,000万円 | 2,000万円 |
障害治療 | 200万円 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 200万円 |
疫病治療 | 270万円 | 100万円 | 200万円 | 300万円 | 200万円 |
携帯品損害 | 20万円 (自己負担額3,000円) | 30万円 | – | 50万円 (自己負担額3,000円) | 20万円 (自己負担額3,000円) |
SIMロックの解除やポケットWi-Fiの契約
海外でスマートフォンを使用するには、「海外SIMカード」や「eSIM」もしくは「ポケットWi-Fi」が必要です。
海外SIMカードとは、渡航先の携帯会社が提供する「SIMカード」をスマートフォンにセットすることで、現地の電波回線を使用するものです。
また最近では「eSIM」という方法もよく活用されています。
「eSIM」とは物理的にSIMカードを入れ替えるのではなく、ネット上でeSIMをインストール・有効化すると海外でもスマートフォンが使える便利な機能。
SIMカードとは異なり、現地の携帯会社で購入するのではなく、日本で契約している携帯会社が提供するeSIMを使用します。
注意すべきなのは、”現地のSIMカード、eSIMともに使用できるのは「SIMロック」が解除されたスマートフォンのみ”ということ。
SIMロックが解除されていないと、日本で契約している会社以外のSIMカードは利用できない設定のため、渡航先の携帯会社のSIMおよび電波を利用することはできません。
携帯会社ごとに案内されているSIMロックの解除方法を確認し、渡航前に対応しておきましょう。
なおSIMロックの解除をしない場合は、ポケットWi-Fiをレンタルし、電波を取得することも可能です。
多くの空港にはレンタルショップがあるので、事前に予約をしておくと安心です。
電圧とコンセントの形状を確認
国や地域ごとに差し込めるコンセントの形、供給されている電力の電圧は異なります。
日本ではふたつ穴のコンセント差し込み口が一般的ですが、他国では三つ穴やハの字型など形は様々。
持っていく電化製品のコンセントと、渡航先の差し込み口の形状が異なる場合は電化製品が利用できないことがあります。
加えて危険なのが、供給されている電圧の違い。
日本では100Vの電力が供給されていますが、多くの国では220Vの電力が供給されています。
持っていく予定の電化製品の対応電圧を確認し、必要があれば海外対応のものを購入するか、変圧器を購入しましょう。
おすすめは変圧器と変換プラグが一体となったタイプ。
下記のような商品は、電圧の調整に加えてプラグの変換もできる上、小型で持ち運びが楽なので海外旅行にぴったりです!
ちなみに私は海外旅行へ頻繁に行くので、電化製品を買うときに海外対応可否を確認してから購入するようにしています。
ネット通販、家電量販店問わず必ず対応電圧(V)が記載されていますので、チェックしてみてください!
飛行機の持ち込み可能荷物を確認
国際線は国内線に比べて、持ち込める荷物のルールが厳しくなります。
特に以下の2つは引っかかりやすいポイント。
化粧水などのアメニティは100ml以下の容器に詰め替えて持っていくようにしましょう。
- 100mL(g)を超える容器に入った液体物:持ち込みも預け入れも不可
- ※化粧水、ヘアワックス、日焼け止め、お土産のワインなども全て液体に含まれます
- モバイルバッテリー:預け入れ不可
渡航先で買ったお土産についても、航空会社や渡航先で決められている国外持ち出しルールに反していないか、必ずご確認ください。
また海外旅行では荷物が大きくなるため、持ち込み荷物の重量制限をオーバーしてしまうことがよくあります。
荷物が多い人は、事前に「預け荷物」を申し込んでおきましょう。
海外旅行の事前準備における注意点
最後に海外旅行の準備をするときに、注意すべきポイントを2点お伝えします。
信頼できる発信元の最新情報を確認する
準備中、旅中の情報収集ともに、政府機関など信頼できる発信元で情報を確認しましょう。
とくにビザや治安情報は安全に関わる大切な情報です。
数年前の記事などを参考にしてしまうと、状況が変わっている可能性もありますので、必ず最新情報かどうかをご確認ください。
申請や登録は時間がかかる!
特にパスポートやビザは、基本的に即日発行ができないものです。
また申請の受付時間が平日の昼間など、行きづらい時間であることもしばしば。
パスポートの新規発行の場合は、戸籍謄本や住民票などを取得する必要もあります。
参照URL:外務省 パスポートの申請から受領まで
そのため余裕を持って、渡航日の2ヶ月前〜1ヶ月前を目安に準備を始めることをおすすめします。
海外旅行の事前準備は前もって始めよう!
今回は持ち物以外に必要な、海外旅行の事前準備をご紹介しました。
初めての海外旅行だと不安に感じる方も多いかもしれませんが、時間に余裕を持って準備すれば、難しいことは多くありません。
しっかりと事前準備をして、非日常あふれる海外旅行を楽しんでくださいね!
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