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バックパッカーのWi-FI事情!SIMカード/eSIM/ポケットWi-Fiどれがいい?
スマホはナビゲーション、情報収集、翻訳などいろんなツールとして使え、今ではバックパッカーにとっての必需品です。
しかし、そのスマホもインターネットに繋がらないとかなり不安ですよね。
海外でインターネットに接続する方法は
- SIMカード
- eSIM
- ポケットWi-Fi
が一般的ですが、選択肢が多いとどれを使えばよいのか迷ってしまいますよね。
この記事では、各通信手段を徹底比較し、バックパッカーにとって最適な通信手段について紹介します!
バックパッカーはSIMカード ・ eSIM ・ ポケットWi-Fiどれがいい?【徹底比較】
世界を旅するバックパッカーにとって必要不可欠なスマートフォンですが、その使い勝手は通信手段によって大きく左右されます。
そこで、ここではSIMカード、eSIM、ポケットWi-Fiの3つの通信手段を徹底比較し、それぞれのメリット・デメリットから、どれがバックパッカーにとって最適かを考えてみましょう。
SIMカード
SIMカードとはデータを通信や通話のために利用するもので、スマホやタブレット端末に挿し込むと、4G・5Gなどのデータにアクセスできるようになります。
海外現地でSIMカードを購入する方法と、日本で事前に購入する方法があります。
メリット
- 低コスト
- その他の通信手段より料金を安く抑えられる
- ローカル番号利用可能:
- 現地のSIMカードを使う場合、ローカルの電話番号を取得できる
- 充電をする必要がない
- 荷物が減る
デメリット
- カードの差し込みや初期設定をする手間がある
- SIMカードは物理的な交換が必要であり、対応する端末が必要
- 複数のデバイスの利用ができない
- 一度に複数のデバイスで利用する場合、各デバイスにSIMカードを挿入する必要あり
SIMカードがおすすめな人
SIMカードは、低コストで荷物を最小限に抑えて旅行をしたい個人旅行者に向いています。
充電の心配がないため、長時間継続して利用したい人にもおすすめです。
eSIM
e-SIMとは、スマホ本体にあらかじめ埋め込まれている本体一体型のSIMのことで、SIMカードを端末に挿入する必要がありません。
e-SIMはスマホ本体に埋め込まれたSIM情報を書き換えるだけなので、アプリなどからオンラインで設定が完了し、開通に時間がかかりません。
メリット
- 物理的なSIMカードの交換が不要
- eSIMは物理的なSIMカードの交換が不要で、オンラインで手続きが完了
- 旅行先での利便性
- 1つのデバイスで異なる国や地域の通信事業者に切り替えることが容易
- 充電をする必要がない
- 荷物が減る
デメリット
- e-SIM対応端末が限られている
- 例えば、iPhoneでは2018年に発売されたiPhoneXR・XSシリーズ以降の機種でのみe-SIMが対応している
- 開通手続きにインターネットへの接続が必要
- 全ての設定を自分で行わなくてはならない
- 利用できる国に制限がある
- まだ一部の国や地域でe-SIMが利用できない(例:ミャンマー・アンゴラ・エチオピアなど)
- 事前にSIMロック解除手続きが必要
- 利用したい端末のSIMロック解除しないとe-SIMを契約しても使用できない
e-SIMがおすすめな人
e-SIMは、e-SIM対応端末を持っており、国をまたぐ移動が多い人に向いています。
e-SIMは物理的なSIMカードの挿入の手間がないので、自分でSIM交換をすることに抵抗のある人にもおすすめです。
【関連】海外旅行におすすめのeSIM
ポケットWi-Fi
海外用ポケットWifiとは、SIMカードを入れ替えたりすることなく、海外でインターネットが利用できるモバイルWifiのことです。
旅行前にレンタル会社からポケットWifiを予約して、空港やホテルで受け取り、帰国後は指定された返却ボックスや宅配などを利用して返却するのが一般的です。
メリット
- 複数デバイスの同時接続が可能
- 一つのポケットWi-Fiで複数のデバイスを同時に接続できる
- 設定が簡単
- 海外現地に到着したらポケットWi-Fiをオンにするだけで利用可能
デメリット
- 充電が必要
- ポケットWi-Fi自体が充電を必要とするため、長時間の利用には充電対策が必要
- 荷物が増える
- ポケットWifiを持ち歩かなくてはならないため荷物になる、重さが増える
- レンタル料金が高い
- 海外でのポケットWi-Fiのレンタル料金は、他の手段に比べて高い
ポケットWi-Fiがおすすめな人
ポケットWi-Fiは、自分で通信機器の設定をすることが苦手な方や、複数の端末をインターネットに接続して使いたい人に向いています。
バックパッカー向けの最適な通信手段の選び方
バックパッカーは長期間の旅や国をまたぐ移動が多いので、コストや利便性も通信手段を選ぶ重要なポイントになります。
自身の旅のスタイルや予算、人数などを考慮して通信手段を選びましょう。
コスト
通信手段のコストは低い順からSIMカード、eSIMカード、ポケットWifiとなりました。
AiraloのeSIMカードは、アジア圏では比較的安いのに対して、アフリカでは1GBで1,400円程度とかなり高額になります。
国によって値段が大きく異なるので、渡航先の値段を事前に確認して比較しましょう。
利便性
バックパッカーは最小限の荷物で、国をまたぐ移動が多くなります。
そのため、持ち運びのしやすさや充電の必要性など使いやすさに注目しましょう。
SIMカード | eSIM | ポケットWi-Fi | |
---|---|---|---|
コスト (※ベトナムで比較) | 580円 (毎日5GB利用可能で20日) ※Wise Simの場合 | 4.50USドル=約640円 (1GBを7日間) ※Airaloの場合 | 1,160円/日 (1GBを1日で) ※イモトのWiFiの場合 |
持ち運び | スマホに挿入 | スマホに挿入 | WIFIルーター 充電器 バッテリー |
入手方法 | 現地購入 or ネットで購入 | ネットで購入 | 申し込み後、空港などで受け取り |
利用方法 | スマホに差し込む(SIMの交換) | ネットで開通 | WIFIルーターをオンにして接続 |
複数端末利用 | 1台のみ | 1台のみしかし複数のネットワークが利用可能 | 複数台で共有可能 |
充電 | なし (端末のバッテリー次第) | なし (端末のバッテリー次第) | 本体と予備バッテリーの充電が必要 |
対応機種 | SIMロックが解除された端末 | eSIM対応端末に限られる | 全端末 (スマホ・タブレット・ノートPC等) |
対応エリア
各通信手段の対応エリアは、購入するプランや通信事業者のカバーエリアによって異なります。
周遊プランを契約する場合は、そのプランで渡航予定先国・地域がカバーされているのか確認しましょう。
旅行する地域で使えないものを買ってしまうとインターネットに接続できません。
SIMカード対応エリア
SIMカードは、一般的に国や地域ごとに異なるSIMカードが存在し、観光地や都市部では広く利用できます。
ただし、一部の国や地域では特定の通信事業者のSIMカードしか利用できず、渡航前に事前に購入できない場合があります。
eSIM対応エリア
eSIMは利用可能な国や地域が急速に広がっていますが、主に先進国や観光地での利用ができます。
新興国や一部の地域ではまだ利用できないことがあります。
ポケットWi-Fi対応エリア
ポケットWi-Fiの対応エリアはポケットWi-Fiのレンタル事業者によって異なり、一般的には観光地や都市部で利用できます。
広範囲のエリアをカバーしていることが多いですが、一部の山岳地帯やサファリなどでは利用できない場合もあります。
バックパック旅の通信手段選びに迷ったらこれ!
次にeSIMがおすすめです!
- Wifiルーターや周辺機器を持たなくていいので、荷物が減る
- 充電を気にしなくていい
- コストが低い (現地購入だと事前購入より安いことが多い)
- 現地のSIMカードを使う場合、ローカルの電話番号を取得できる
バックパッカー向けの最もおすすめな通信手段はSIMカードです!
eSIMは、eSIMに対応できる機種が限られていること、国によって料金が高くなるのが懸念点です。
ポケットWi-Fは
- 持ち運びが必要
- 充電が必要
- コストが高い
という点から、あまりバックパッカー向きではありません。
目的に合わせて、SIMカードかeSIMのどちらかを使っていきましょう。
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