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イタリア旅行に安く行く方法!交通費・宿泊費・食費を節約する裏ワザを伝授!

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一人旅はもちろん、卒業旅行やハネムーンにも人気のイタリア。

美しい遺跡や芸術作品の数々、美味しいグルメを堪能したいところですが、物価の上昇もみられる昨今では、少しでも費用を抑えたいですよね。

本記事では、イタリア旅行を少しでも安く楽しむため、イタリアに1年間の滞在経験のある私が、交通費や宿泊費、食費や観光費を節約する裏ワザをお教えします。

目次

イタリア旅行の交通費を安くする裏ワザ

旅費の大部分を占めるのはイタリアへの渡航費。

また、イタリア国内の移動もご自身で手配される予定の方もいるかもしれません。

こちらでは、イタリアへの渡航費や国内移動を安くする方法をお教えします。

航空券は安いシーズンを見極めて

航空券は時期によってかなり値段が異なるので、安い時期を見極めるのがおすすめです。

イタリア旅行のオフシーズンは、11月から12月中旬、1月中旬から4月上旬の間。

7月から8月にかけてのバカンスの時期は、観光客が多く航空券の値段も高くなるので注意が必要です。

イタリア国内の鉄道切符はお得に早期予約

イタリアを代表する鉄道会社には、旧国鉄の「Trenitalia(トレニタリア)」と「italo(イタロ)」の2社があります。

鉄道の切符は旅行日当日に現地の券売機で購入することもできますが、安く移動するためには、早めの予約がおすすめです。

例えば、ローマ-フィレンツェ間の片道切符の値段は、当日予約で50€前後ですが、1ヶ月先の予約では10~13€程度になります。(2023年8月現在)

期間限定のディスカウントも定期的に行われていますので、旅行の日程が決まったら早めにチェックしてみてください。

鉄道会社の公式サイトから、英語/イタリア語でチケットの購入が可能です。

また、英語やイタリア語を使わずにチケットを予約したいという方には、ヨーロッパの交通予約サイト「Omio(オミオ)」がおすすめです。

日本語に対応しているので、外国語に慣れない方でも安心してイタリアの鉄道のチケットを購入できます。

チケット1枚あたり1~3€ほどの手数料がかかりますが、当日現地で購入するよりもお安くなります。

鉄道より安いことも!格安航空ライアンエアーを利用

南北に長いイタリア。北イタリアの都市から南イタリアの都市へ、長距離の移動を予定している方もいるかもしれません。

そんなとき、鉄道移動よりもおすすめなのは、格安航空の利用です。

「Ryanair(ライアンエアー)」は、ヨーロッパを代表する格安航空会社で、イタリア全土で運航されています。

例えば、北イタリアのミラノから南イタリアのナポリに移動する場合をみてみましょう。

前述のイタロでは早期予約でもお値段は40~50€、所要時間も4時間ほどです。

一方、格安航空ライアンエアーを利用すると、所要時間1時間半、たったの18~20€で移動できます。

長距離移動を予定している方は、ぜひ利用してみてください。

ローマ-フィレンツェ間も10€以下!格安長距離バス「フリックスバス」を利用

FlixBus(フリックスバス)」は、ヨーロッパの格安高速バスです。

フリックスバスの魅力は、何といっても料金が安いこと!

例えばローマ-フィレンツェ間だと、鉄道だと安くて10€程度のところ、最安6.99€で移動できます。

鉄道に比べて若干所要時間は長くなりますが、費用を抑えたい方にはおすすめの移動手段です。

公式サイトは42カ国語に対応していますが、今のところ日本語は非対応。

こちらもOmio(オミオ)から日本語で予約が可能です。

乗車時にチケットをQRコードで提示する必要があるため、公式アプリからの予約が便利です。

イタリア旅行の宿泊費を安くする裏ワザ

イタリアは日本に比べて物価が高いため、連日ホテルに宿泊すると費用がかさみがちです。 

ホテル以外も含め、イタリアでの宿泊費をなるべく安くするコツをお伝えします。

ホテルは観光中心地から少し離れたところが狙い目

ホテルの宿泊費はランクによって異なりますが、同じランクのホテルでも、エリアによって平均費用が異なります。

例えば、ヴェネツィアで観光の中心地サン・マルコ地区に宿泊すると、3つ星ホテルで一泊150~200€の費用がかかります。

一方で、本土のヴェネツィア・メストレ地区では、同じランクの3つ星ホテルに50~100€で宿泊できます。

ヴェネツィア以外でも、観光の中心地から少し離れたところに穴場の宿が見つかりやすいです。

路面電車(トラム)やバスを使っての移動に抵抗のない方は、ぜひ探してみてください。

なお、イタリアはエリアによって治安が悪いこともありますので、注意が必要です。

特に、各地の中心駅付近は、移動に便利なように思われますが、様々な国籍の人が集まりやすいこともあり、治安が悪いところが多くなっています。

宿泊地を選ぶ際は、宿の口コミだけでなく、付近のエリアの治安もよく確かめてください。

ユースホステルなら一泊20€以下も可能

一人旅や、気の置けないご友人との旅におすすめしたいのは、ユースホステル。

ユースホステルとは、若者の旅に安く安全な滞在地を提供しようと、ドイツから世界中に広まった宿泊施設です。

そのため「ユース」の名がついていますが、老若男女問わず利用が可能です。

基本的にはドミトリーで、一部屋に数台のベッドがあり、複数人で部屋を共有する形になります。安いところでは一泊20€以下の安さで泊まれます。

ユースホステルの魅力は、利用者同士での交流があること。

様々な国からの旅行者と同室になるので、旅行者同士でお話して仲良くなれることもあります。

ホステルによっては、宿泊者のための交流プログラムを用意しているところも。

私はイタリアのユースホステルのプログラムで、オーナーとともに、様々な国籍の宿泊者と一緒にレストランで夕食をとったことがあります。

プログラム参加者にはフレンドリーな人が多く、一人旅でも賑やかで楽しい気分を味わえました。

旅行で友達を作りたいという方にも、ユースホステルはおすすめです。

空き部屋を活用!Airbnbやインターネット掲示板で滞在先探し

ホテルやユースホステル以外では、民泊や、一時的に空き部屋を活用したいという方に連絡をとり、安く宿泊先を提供してもらう方法もあります。

部屋探しに便利なのは、「Airbnb(エアビーアンドビー)」というサイト。

アメリカ発祥のサイトで、様々な民泊を探せます。

中には、アパート一軒まるごと貸出というところもあるため、大人数の旅行で利用料金をシェアすれば、かなりお得に泊まれます。

また、インターネット掲示板を使って、イタリアで一時的に部屋を貸したいという方と、個人的にコンタクトをとって部屋を借りることもできます。

おすすめのサイトは「MixB (ミックスビー)」と、「イタリア掲示板 」。

個人間のやりとりとなるため、トラブルには注意が必要ですが、1週間~1ヶ月以上にわたる長期旅行の場合、条件が合えば、ホテルよりかなり安く滞在先を見つけられます。

イタリアで安く美味しい食事をするコツ

ピッツァやパスタなど、美味しい食べ物がたくさんのイタリア。

たまには高級レストランでお洒落な食事をするのも良いですが、実は、お金をかけずに楽しめる食文化も充実しています。

美食の国イタリアで食事やカフェ代を抑える方法をお教えします。

ローカルな屋台グルメを堪能する

屋台や食べ歩きで楽しめる、ご当地のB級グルメを味わうのも旅の醍醐味。

イタリアでは各地で名物のストリートグルメを楽しめます。

例えばローマでは“フリット・ディ・バッカラ”(タラのフライ)、フィレンツェでは、“ランプレドット”(牛モツ煮込み)、ナポリでは“クオッポ”(食べ歩き用のフリット)など。

私のおすすめは、北イタリアにあるパドヴァの屋台「La Folperia(ラ・フォルペリア)」!名物の茹でダコが絶品でした。

また、ほとんどの地域で切り売りのピッツァやパニーノを安く買えるので、ランチに迷ったら探してみてください。

カクテル一杯の料金で食べ放題!イタリア文化「アペリティーヴォ」

「アペリティーヴォ」は、直訳すると食前酒のこと。夕食の時間が遅いイタリアでは、食前に軽く一杯、おつまみとともにカクテルなどのお酒を楽しむ習慣があります。

イタリアの多くのバーやレストランでは、この「アペリティーヴォ」用のメニューを提供していて、通常よりもかなりお得に楽しめます。

アペリティーヴォの内容はお店によって異なりますが、北イタリアではビュッフェスタイルが多く、様々なおつまみや前菜が食べ放題になります。

中には、パスタやサラダ、ラザニアなどお腹にたまるメニューが用意されているお店も。

夕食前のおつまみにとどまらず、そのまま夕食を済ませることもできてしまいます。

料金設定もお店によってまちまちですが、平均して15€程度の安さで食事とお酒を楽しめます。料金10€前後の飲み物を頼むとおつまみが無料になったり、飲み物の値段にプラス5€でビュッフェが付くところも。

イタリア旅行に行った際はぜひ、試してみてください。

カフェ・バールは立ち飲みで安くなる

立ち飲み文化が発展しているイタリア。カフェでエスプレッソを注文すると、提供されたカウンターで立ったまま一息に飲み、そのまま去る、という形も一般的です。

そのため、イタリアの多くのカフェでは立ち飲みと着席で料金が異なり、着席のほうが若干値段が高くなっています。

カフェ代を安く済ませたいときは、イタリア人のように立ち飲みを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、このような料金の差に疎い観光客を狙っているのか、テイクアウトの値段を見てジェラートを注文した客に着席を勧めてテーブル料金をぼったくる……というお店を見かけたことがあります。

イタリアで着席を勧められたら、料金を十分に確認してくださいね。

お金をかけずにイタリア観光を楽しむコツ

歴史的建造物や著名な芸術作品の宝庫でもあるイタリア。

観光地めぐりや美術鑑賞をお得に楽しむ方法をお伝えします。

交通費や入場料がお得に!観光パスを利用する

イタリアでは、各地でお得な観光パスが販売されています。

例えば、ミラノなら「Milano Card(ミラノカード)」、ローマなら「ROMA PASS(ローマパス)」、フィレンツェなら「Firenze Card(フィレンツェカード)」と呼ばれるものです。

購入すると、それぞれ市内の交通機関が乗り放題になったり、市内の主要な観光地の入場料が無料や割引価格になります。

短期間でたくさんの観光地をめぐる予定の方にはおすすめです。

観光パスは公式サイトから、インターネットでも事前購入が可能です。

毎月第一日曜日は国立美術館・博物館が無料開放!

イタリアでは、月の第一日曜日や、イタリア政府が定める記念日に、国立美術館・博物館・遺跡が無料開放となります。

なお、この日は美術館などの予約ができず、例えばフィレンツェのウフィツィ美術館といった著名な施設は朝から長蛇の列になりますので、注意が必要です。

限られた時間で効率よく観光したいという方は、定番観光地の見学はあえてこの日を外すのもおすすめです。

入場料無料・予約不要!教会でアートを堪能する

イタリアには、たくさんの美しく荘厳な教会があります。

教会の多くは入場料が無料となっており、著名な芸術家の作品も含め、教会内部の素晴らしい装飾や芸術作品を堪能できます。

なお、有料の鑑賞エリアが設けられている教会もありますので、ご注意ください。

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