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元CAが海外旅行の持ち物を徹底解説!これだけは持っていきたい厳選グッズ!
「さあ、これから楽しい海外旅行に出かける」と思うと、準備にワクワクしますよね💓
でも、中には「海外旅行が初めて!」という方もいるのではないでしょうか。
日本と違って、海外ではすぐに手に入らないものも多くありますし、特に飛行機ではちょっとしたグッズやアイテムを持っているかいないかで、フライトの快適度が全然違ってしまうのです!
そこで今回は、海外旅行にこれだけは持っていきたい厳選グッズを元CAの私がご紹介します。
海外旅行に持っていく超必須アイテム!
まず、絶対に必要なアイテム3つをご紹介します。
海外旅行にいくときには、特別なアイテムを用意する必要があります。
実際のところ、私はこれだけ持って、日帰り海外旅行へ行った経験がありますよ😅
パスポート
パスポートは海外旅行の必須アイテムです。
正式名称は、『日本国旅券』と言います。
「パスポートがあれば、どこでも海外に行ける」って思いますよね?
いえいえ、違います。
実はパスポートがあるだけでは、旅行ができない国って多いのです。
日本のパスポートは2024年現在、「世界で一番強いパスポート」の一つに数えられていて、194ヵ国をVISAの申請なく旅行することができるんですね。
日本人に生まれたことに、感謝!✨
ちなみに、一般の人が申請できるパスポートは、3種類あります。
私のおすすめは、20歳以上であれば10年の「長期通常パスポート」を申請すること。
5年毎にパスポートの更新をするのは、思っているより面倒なんですよ。
名前 | 目的・特徴 | 対象 | 期間 |
---|---|---|---|
長期通常パスポート | 主にビジネスや観光用 赤色のカバーが特徴 | 20歳以上 | 10年 |
通常パスポート | 主に未成年向けとされているが、 コストが低いため大人でもこちらの旅券を選ぶ人も 青色カバー | 全年齢 | 5年 |
緊急パスポート | 海外で通常のパスポートが紛失したり、盗まれたり、破壊された場合に発行される特別なパスポート | 全年齢 | 1年 |
また、海外旅行に行くときは、必ずパスポートの「残存有効期間」を確認しましょう。
国によって期間は違うのですが、だいたい3〜6ヶ月ぐらいです。
たとえば、パスポートの有効期限がまだ2ヶ月あったとしても、渡航しようとしている国が指定する残存有効期間が「3ヶ月」以上の場合、期間が足りないので入国できません😭
まさかそんなこと、自分には起こらないと思いますよね?
私もそう思ってました。
しかし、実際にあるのです!!
以前、家族で海外旅行へ行こうとしたとき、パスポートの残存有効期間が足りないことを成田空港で気づき、母だけ一人お留守番…という苦い経験がありました。
十分お気をつけください。
現金
現金は日本円と現地通貨を持っていることが望ましいですが、現地通貨は向こうに着いてからでも換金することができるので、マストではありません。
私はアジアなど日本から近い場所では3万円〜5万円ぐらい、ヨーロッパやアメリカ、ニュージーランドなど比較的遠い国では10万円〜15万円ぐらい持っていきます。
次の項目でお話しするように、クレジットカードを持っていくので現金自体はそこまでたくさん用意する必要はありません。
むしろ、100万円を超える現金・小切手等を海外に持ち出す場合、税関に「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」の提出をしないといけないのでご注意ください。
100万円を超える現金・小切手等を日本に持ち込む場合も同様です。
クレジットカード
クレジットカードを持っていく目的は、二つあります。
大量の現金を持ち歩かなくて済む
一つ目は、大量の現金を持ち歩かなくて済むこと。クレジットカードがあれば、現地通貨を持っていなくても支払いが可能です。
支払い時には、日本円と現地通貨のどちらかを選択できますが、為替換算レートの関係から「現地通貨」の価格を選択する方がお得な場合が多いです。
特に、今は円安が進んでいるので、日本円で支払うと高めの金額になることが多いでしょう。為替をよく見てから、どちらを選ぶか検討してください。
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードがある
二つ目は、「海外旅行保険」が自動付帯されているクレジットカードがあるからです。
海外旅行では、いつ事故や怪我にあったり、病気にかかるかわかりません。
海外で知らない病院に行くのも勇気が入りますが、それより懸念されるのは「高額な医療費」を請求されることです。
日本の保険制度が使えないため、海外では2~3日入院しただけで100万円以上の高額な医療費を請求されることがよくあります。
もしものために、海外旅行保険のあるクレジットカードを選んでおきましょう。
おすすめのクレジットカード
海外旅行でおすすめのクレジットカードのブランドは、「VISA」と「Mastercard」の2種類です。
具体的なクレジットカードは、楽天プレミアムカードがおすすめです。
楽天でお買い物をしたらポイントも付きますし、なんと言っても「国内空港ラウンジの利用」が無料でできます。
特に、プライオリティ・パスに申し込めるので、たくさん海外旅行に行く人にはお得なカードだと思います。
プライオリティ・パス
普通、空港のラウンジを利用するのには高いお金がかかります。
しかし、「プライオリティ・パス」に申し込むと、航空会社や搭乗クラスに関わらず、素敵なラウンジを楽しめるんです。
こんなお得なシステムは知らないと損ですよね?
おすすめしないクレジットカードのブランド
残念ながら、JCBはあまり海外では取り扱いのないお店が多く、使えないことが多いので注意が必要です。
ただし、逆にJCBの取り扱いがあるお店では10%割引があったりなど、特別な割引やクーポンが使えるお店が多数あります。
VISAかMastercardを1枚目のカードにして、2枚目にJCBのカードを持っていくという方法もありますね。
飛行機に乗る前に用意したいアイテム
さて、パスポートや現金、クレジットカードなど最重要アイテムを準備したら、次に揃えたいのが「飛行機内に乗る前に用意したいアイテム」です。
保存用フリーザーバック
飛行機に乗るときに気をつけないといけないのは、「液体」の扱い。
2006年以降、テロ対策を名目に、飛行機内に「液体」を持ち込む際は、「100ml以下の容器に入っていて、さらに容器が透明な袋に入れられていること」と制限がされました。
せっかく100mlの容器に入れても、透明な袋がなかったら、没収されてしまうんですね。
なので、「保存用フリーザーバッグ」を2〜3枚ぐらい用意しておきましょう。
このとき注意が必要なのは、液体に限らず、柔らかいゼリー状の品物も「液体」としてカウントされることです。
例えば、プルプルな「プリン」ですね。
まだCAになりたての頃、ルールがわかっていなかったとき、ニュージーランドで買ったプリンを税関で没収された経験があります(泣)
ボールペン
海外に入国するときに必要な書類が、「税関申告書」です。
コロナ禍の後、事前にアプリで登録したり、機械で税関申告をする国が増えましたが、いまだに紙の税関申告書を書かせる国も少なくありません。
紙の税関申告書は、基本的には機内で客室乗務員が配ってくれます。(現地の空港でも書類を置いてます)
そこで、一番忘れがちなのが「ボールペン」です。
フライト中に何本のペンを配ったか、覚えていないぐらいです!
公式な文書に使えるインクは、黒か青が一般的。
1本で良いので、黒か青のボールペンを必ず持っていきましょう。
首下げパスポートケース
海外旅行に行くとき、あまり意識しないことが「スリ」や「窃盗」の存在です。
特にヨーロッパでは、思っている以上にスリが多いです。
かばんをしっかり抱えて持ったりすることも大事なのですが、相手はグループであなたに近寄ってきますので、正直安全な日本に慣れている日本人には太刀打ちできません。
そこで、お金やパスポートは小さなポシェット型のケースに入れて、「盗られるリスクを分散させる」のが大切です。
飛行機内でトイレなどに移動するときも、コンパクトなパスポートケースは重宝します。
ジャケットの下など、体に近いところに持ちましょう。
海外旅行の飛行機内で役に立つグッズ
飛行機内は地上から高度10,000mという、かなり特殊で閉ざされた空間です。
なので、ちょっとしたグッズを持っていることで快適度が全然違います。
私が海外旅行で重宝している役立つグッズについて、3つご紹介します。
アイマスク
私が愛用していたアイマスクは、めぐりずむの『蒸気でアイマスク』。
飛行機の中では、意外と疲れているのにたくさんの人がいたり、環境が違いすぎて眠れないものです。
そんなときに、蒸気の力で程よく温まり、良い香りのするアイマスクをすればリラックスできますし、好みの香りをいくつか用意して楽しんで使用できます。
軽いので、持ち運びも便利ですし、使用後は捨ててしまえるのがいいですね。
このような商品は日本しか売ってないので、海外の友達に渡すプチギフトとしても使えますよ。
ネックピロー
快適な飛行機の旅で、やっぱり用意しておきたいのがネックピロー。
首が固定されて安定するので、眠っているときの頭の重さが軽減され、負担が軽くなります。
おすすめは、下記の通りです。
- 低反発ネックピロー
- 折りたたみ式ネックピロー
- フード付きネックピロー
- ビーズクッションネックピロー
どんなものでも、つけてて快適なものがいいのですが、肌触りがいいものを選ぶのが特に良いと思います。
パーカー
一つあると重宝するのが、フード付きのパーカーです。
飛行機の中は、夏でも意外と寒い温度に設定されていることが多いです。
そういうときにさらっと着れるパーカーは優秀な防寒アイテムになります。
また、現地でもカジュアルに羽織れるパーカーを持っておくととても便利。
旅先では、「目立たない」ことが絶対のルール!犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるので、高価な衣服やジュエリーは持って行かないようにしましょう。
CAもパイロットも、旅先ではパーカーにジーンズというカジュアルで目立たない服装で過ごす人が大半です。
海外旅行先であると便利な持ち物
これからは、現地であると便利な持ち物をご紹介します。
ポケットWi-Fi/SIMカード/eSIM
海外に到着して、一番先に必要になるのが「インターネット」です。
税関申告書をアプリで提出するのも、家族や友達に連絡をするのも、インターネットに接続するWifiが必要ですね。
Wifiが無料である空港はいいですが、そこから出てしまえばインターネットが使えなくなるので出国する前にしっかり準備をしておきましょう。
ポケットWi-Fi
ポケットWi-Fiには、2つの種類があります。
レンタルポケットWi-Fi
グローバルWiFiやWiFiBOXのような空港などでレンタルできるポケットWi-Fiです。
- 空港でレンタルから返却までできるので便利
- 容量を気にしないで使用できる
などのメリットがある一方で、
- レンタル料金が高額
- いちいち返却しないといけない
- 使える国が限定されている
などのデメリットがあります。特に料金が高額になりがちです。
「1日200円から」などと記載しているHPが多いですが、実際に利用してみると3日で10,000円ぐらい全体のトータル費用で請求されることが多いので、よく料金表をチェックして比較しましょう。
購入ポケットWi-Fi
SmartGoのPOKEFi(ポケファイ)が有名ですね。
本体の購入金額と使う分だけチャージする必要がありますが、下記のようなメリットがあります。
- 世界中どこでも使える
- 返却しなくて良い
- 小さくて手軽
- 使った分だけオンラインでチャージできる
デメリットは、下記のようなことが挙げられます。
- 接続しやすい国と接続しにくい国がある
- 最初の本体金額がある程度必要
おおむね、海外旅行をたくさんする人にはデメリットは少ないです。
もちろん、私もPOKEFiのユーザーです!
現地SIMカード
おすすめは、現地の空港でSIMカードを購入することです。
日本にいるとき、事前にオンラインで購入することもできます。
たとえば、シンガポール3日間の旅行で、1,000円ぐらいでWifiが使えます。
しかも電話もできるので非常にコストパフォーマンスがよく便利です。
ただし、デメリットもあります。
- SIMカードの受け取りカウンターの場所がわかりにくい
- SIMロック解除をする必要がある
海外の携帯では、写真を撮っても音が鳴らないって知っていましたか?
日本の携帯にはロックがかかっているので、色んなことが制限されています。
だから、海外でSIMカードを入れ替えたとしてもそのままでは使用できないのです。
SIMロック解除は、Web上で出国前にチェックしておきましょう。
eSIMカード
eSIMは、SIMカードいらずでスマホだけで受け取りから設定まで完結する便利なカードです。
専用のQRコードを読み取裏、スマホにeSIMをインストールしておけば、あとは設定を行うだけ。
- SIMカードを入れ替えなくていい
- 複数のSIMカードを購入できる
など、非常に良い点がある一方、
- eSIM対応のスマホでしか使用できない
- 使用できる国が限られている
上記のようなデメリットもあります。
どれが良いのか、よく考えて欲しいですね!
ユニバーサルトラベルアダプター
海外に行ったら困るのが、電源プラグです。
日本の電源は100Vですが、海外は200Vが一般的で、さらに電源プラグの形状もさまざまなものが存在します。
また、海外で仕事をしたいと思ってパソコンを持って行った場合、USBも差し込めるポートが欲しいですよね?
そんなとき、国ごとにいちいちAタイプ、Bタイプ、Cタイプ・・・など電源プラグを買い揃えていたら大変です。
このマルチなアダプターさえあれば、どんな電圧や形状の電源プラグにも対応が可能です。
どこでも洗濯パック
海外旅行で意外と困るのが、「洗濯」です。
現地のお土産も買いたいし、日本から持っていく洋服はなるべく軽く済ませたいもの。
沢山の着替えを持って行ってしまうと、スーツケースはかさ張るし、量も増えて困ってしまいますよね。
下着や靴下などの小さな汚れ物は、現地でこまめにお洗濯できると荷物が減りますよ。
以上、12個のアイテムやグッズをご紹介してきました。
「事前に準備してればよかった!」と後悔しないために、日本から出る前に色んな準備をしておきたいですよね。
海外旅行が快適で過ごしやすいものになるように、願ってます!
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